骨粗しょう症(骨粗鬆症)の治療は、大きく分けて次の3つの薬が使われています。
◆「骨を壊す」働きを抑制する薬
・ビスホスホネート製剤
骨を壊す働きをしている「破骨細胞」の働きを抑制し、骨量を増加させます。
骨折のリスクが高いときに、この薬が使われます。
・塩酸ラロキシフェン
この薬は骨に働きかける薬で、女性ホルモンのエストロゲンと似た働きをしています。
主に「骨折がない」「若年で長期にわたる薬物療法が必要」「骨粗しょう症(骨粗鬆症)の予備軍」などの場合に使われる薬です。
・カルシトニン製剤
この薬は注射薬で、鎮痛効果があります。
腰や背中などの圧迫骨折で起こる痛みを軽減してくれます。
・女性ホルモン製剤
この薬は、女性だけに処方されます。
女性ホルモンのエストロゲン分泌の減少が原因の骨粗しょう症(骨粗鬆症)に、エストロゲン補充するものです。
◆骨をつくる働きをサポートする薬
・ビタミンK2製剤
「骨をつくる」働きをサポートします。
他にも骨折を予防する効果も期待できます。
◆「骨を壊す」「骨をつくる」のバランスを調整する薬
・カルシウム製剤や活性型ビタミンD3製剤
健康な骨に必要なカルシウムとビタミンDの摂取を補うものです。